乗り越えた先

こんにちは。赴く靴屋です。
竜崇縫靴店のモデルは後姿が好きな人が多い
その中でも懐靴 Hakataの後姿は特に特徴的で
履き口に縫目がなくツルッと曲線的
壺に近い見た目です

縫い目がないことによるメリットが
1.靴の脱ぎ履きによる糸切れが起こらない
履き口の修理の心配がなくなる
2.kuduレザー表側、裏側
2枚で構成されることによって
踵周りから足首まで堅牢性が高いので
安心感が物凄くある
kuduレザーの
柔らかさとモチっと感
kuduだからこその2枚構成
懐靴 Hakataのことで
最初に伝えときたいことがある
乗り越えるべき壁があることを


履きはじめはどうしても履き口がかたい
分厚い革を袋縫いしている為
どうしても避けることができない
靴擦れはしないが、履き口辺りが少し打身する
しかし
1ヶ月ぐらいで柔らかさが出てくるので
そこまでの我慢
このデメリットがあることを享受してでも
手に入れたいと思ってほしい
懐靴 Hakataは
とにかく初めの壁を乗り越えられる人のみが
辿り着ける極楽がある
その境地にたどり着いていく過程を
愛着が湧くひとつとして
楽しんでもらいたいです
おしらせ
「巡業」
竜崇縫靴店+折角堂 2021 夏
折角堂
神戸市中央区下山手通4丁目1-6 清山ビル 2F 東
6月5日(土) 12:00-19:00
6月6日(日) 12:00-19:00
6月7日(月) 12:00-19:00
赴く靴屋
竜崇縫靴店