「ミシン縫い」

裁断と漉きが完了した後は縫製の時間です。

パーツとパーツを縫合するだけではなく
縫い目の色、幅、間隔といった細部に
縫い手の美学が光ります。
黒駱駝革の靴は糸にぜひご注目を。

特に集中力が必要な作業なので、
数多ある靴づくりの工程の中でも
花形なのがこの縫製となってます。

「手縫い」

竜崇縫靴店の最大の特徴は
ずばり言うとアッパーの手縫合。

強度が必要な箇所には手縫いを施します。
正直に言うとこれが滅茶苦茶面倒臭い。
一目縫うには二穴が必要なので、
総手縫いのHakataは両足で約700個の
下穴をあけた後にチャン(松ヤニと油)を
擦り込ませた太綿糸で縫い上げています。

機械では出せない手縫い特有の趣は抜群。
受注会で双方の違いをご覧いただけますので
気になる方は気軽にお声掛けくださいね。