徹&郎
photo: yas mitsui
大阪で竜崇縫靴店を始めて
今年の4月で7年が経ちました。
初めは西成製靴塾で花田和夫氏に
気概と技法を学び、その当時から
良くしてくださる縫い職人さんや
革問屋さんの優しく粋な漢の風情に
今でも痺れさせられっ放しです。
其々が大阪で50年以上商いをしていて
そして自分達の親よりも一回り上の世代。
いつもの笑顔がいつかの笑顔になるんだと
想った時、この心情をカタチにしておきたいなぁと作ったのがこのモデルです。
履き口のカッティングは、
革問屋の橋本氏から着想を。
ヒールの手縫いは、
出し縫い職人の山林氏を
山模様で表現しました。
彼らみたいな緩やかさと力強さが
共存した漢になれますように。
2022.6.22.Wed.
竜崇縫靴店