靴を生業にしはじめた頃、実家にあった小便器を見ていて面白いかたちしているな。と、おもっていたのをおもいだした。12年前くらいのこと。時を経て先日、新しいツッカケが欲しいとおもいたち、昔の変なアイデアおもいだし、キッカケ掴み作り上げたおらたち。
アルファベットシリーズの第3弾はPと申します。
原始的な仕立てと素朴な素材を敢えて未発達で幼稚に纏めた突っ掛け。使用する山羊と雌鹿が足に添い過ぎて包み込まれる履き心地は大袈裟にいってブーツに匹敵するし。おふっ、と吐息が漏れちゃうこと必至。アッパー総手縫い。アウトソールの水牛もいい仕事してる。価格は十五栄一ほどで黒と赤茶の2色展開。
気合いの入った強者の皆様、お時間ございましたらぜひお店へお越しくださいませ‼︎
竜崇