「素材選定」

靴の大部分を担う「革」はパーツ毎に
合わせて材質を選んでいます。

特に目立つアッパー(表面)と
ライニング(裏面)の相性も含め、
強度と風合いを兼ね備えた
様々な生物の革を私達の好き嫌いで選定。
注目しづらい靴の内部にも革材を
用いるので肌馴染みも凄く重要です。

「インソールやトウパフ、カウンター」には
しなやかで弾性に富んだ牛肩革を忍ばせて
「ヒールとアウトソール」には
摩擦にもめげない強靭さを持った
牛腰革で万全の布陣を敷いてます。

歩行時の負荷に耐えれる強度の有無を
自分達の足で検証して適材適所に。
1mm ~1cm近くの沢山の革達が
1足の靴の中で働いているのです。